ポンコツ令嬢に転生したら、もふもふから王子のメシウマ嫁に任命されました
『んんんんん~~~~!!』

グラタンを食べたリュカオンは、ゴロゴロとテーブルの上を転がり始めた。

その間に、二口目を冷やしておく。

『これは、うまいぞ! なんなのだ、この、ソースのトロトロ感と、まかろにのもっちり感の、極上な“はーもにー”とやらは!』

お口に合ったようで、何よりである。二口目を差し出すと、元気よくパクリと食いついた。

『最高だ~~!!』

さらに、おいしい食べ方を伝授する。それは、グラタンをバケットに載せて食べることだ。

『小麦粉と小麦粉で作ったぐらたんを、小麦粉で作ったパンに載せるだと!?』

「それも、言わない約束だから」

グラタンをバケットに載せてリュカオンに差し出すと、目がキラキラに輝いた。すぐに大口を開けて食べていた。

『ううううう、うまい!!』

これだけおいしい、おいしいと言って食べてくれたら、作りがいもあるというもの。 リュカオンは瞬く間に、グラタンを平らげてくれた。

お腹を上にして転がっている。ぷっくら膨れたお腹がなんとも可愛らしい。
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