君の声が聞きたい
聞いていればいいと思ってた。
君に出会うまでは………。
「ねぇ、白石さん」
「はい?」
私は突然声をかけられて驚きつつもそんな素振りを見せずに笑って返事をして振り向いた。
「おはよう!」
「………おはようございます」
この男の子………おはようを言うだけで私に話しかけてきたの?
他の人に言えばいいのに。
どうして私に………?
そう思っていた。
「白石さん、またねー!」
「はい」
またねー!………って会いに来るのかな?
会いに来ないでほしいな。
私に関わってくる人はだいたいお金目当てだから。
「あの人は誰なんでしょうね?」
学校人の名前やクラスはだいたい覚えた。
つもりでいたけどまだまだだったか。
またお勉強しないと。
そして私は教室に向かった。
今日に入ると皆、私に向かって挨拶をしてくる。
「白石さん、おはよー!」
「琴音ちゃんおはよう!」
そう言って無邪気に笑いながら。
だから私も。
「皆さん、おはようございます」
できるだけ明るく挨拶をした。
挨拶し終わったその時だったー!
「あっ、白石さん!!俺より来るの早いね」
えっ?さっきの男の子?
て言うか同じクラスなの?
君に出会うまでは………。
「ねぇ、白石さん」
「はい?」
私は突然声をかけられて驚きつつもそんな素振りを見せずに笑って返事をして振り向いた。
「おはよう!」
「………おはようございます」
この男の子………おはようを言うだけで私に話しかけてきたの?
他の人に言えばいいのに。
どうして私に………?
そう思っていた。
「白石さん、またねー!」
「はい」
またねー!………って会いに来るのかな?
会いに来ないでほしいな。
私に関わってくる人はだいたいお金目当てだから。
「あの人は誰なんでしょうね?」
学校人の名前やクラスはだいたい覚えた。
つもりでいたけどまだまだだったか。
またお勉強しないと。
そして私は教室に向かった。
今日に入ると皆、私に向かって挨拶をしてくる。
「白石さん、おはよー!」
「琴音ちゃんおはよう!」
そう言って無邪気に笑いながら。
だから私も。
「皆さん、おはようございます」
できるだけ明るく挨拶をした。
挨拶し終わったその時だったー!
「あっ、白石さん!!俺より来るの早いね」
えっ?さっきの男の子?
て言うか同じクラスなの?