幸せな結末
幸せな結末の先に
「かわいい」
「大きくなったな」
朝陽と理恵は二人で湊の家に来ていた。
湊と樹の子供は”永遠”と名付けられた。
「3歳のお誕生日、おめでとう」
理恵が永遠の体と同じくらいの大きさのぬいぐるみを渡す。
「ありがと」
永遠は最近お話が上手になった。
「どういたしまして」
永遠と目線を合わせるようにしゃがんでいる理恵がそのかわいらしさに悶えていると、朝陽が「次はおじちゃんから」と理恵にどけるように促す。
「もう、浸ってたのに~」と渋々理恵が場所を譲ると大きな包装紙に包まれた箱を朝陽は永遠に渡した。
「重いぞ?」
と永遠が持つのを支え床に置いたプレゼントを永遠と一緒に開ける。
「ふたつもすみません・・・。」
樹が遠慮がちにお礼を告げると理恵が樹に微笑んだ。
「二人で買いに行ったら喧嘩になっちゃって。それで二つになったの。どっちが永遠君に気に入ってもらえるか勝負だから。」
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