幸せな結末
「プリン買って帰りますか」
「うん」
朝陽の腕に自分の手を絡ませながら理恵は微笑む。
「やった!」

そんな理恵に朝陽が満面の笑みを返す。

こんな二人の時間も子供が生まれたら少なくなる。

二人は残り少ない夫婦みずいらずの時間を味わっていた。

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