幸せな結末
番外編~3人で歩む道~
「理恵」
朝陽の声にふと我に返る。
朝陽が沸騰しそうだったお味噌汁の火力を弱めてくれていた。
「ごめん」
「大丈夫か?少し休んでていいぞ?」
心配そうに朝陽が理恵の顔を覗き込む。
理恵はそんな朝陽に微笑み「大丈夫」と告げた。

「まま~!」
「あ、起きちゃった」
寝室からの声に「いい、俺が行くよ」と朝陽が理恵の肩をぽんと撫でて向かった。
理恵は小さくため息をつく。
気持ちをはやく立て直さなくては・・・と自分に言い聞かせた。

「ほら、ママにおはようは?」
寝室から光を抱いた朝陽がキッチンへ向かってくる。
「はよっ!」
「おはよう~!今日も天使。」
光はもうすぐ3歳の誕生日を迎える。
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