ゲスです、ごめん
1人目

1話

…実話です。


私は福岡で生まれ、福岡で育った。


いわゆる博多っ子。


「博多美人」「方言が可愛い」


よく言われる。


でも、私には「最低」という言葉が足りない。


私の両親は会社員で4つ上に姉、10つ下に弟の5人家族です。


甘やかされ、わがままに育ったものの


よく父から「姉の方が頭がいい」「姉の方が勉強もしていて友達も多い」と比べられていました。


だから、姉が羨ましかった。


でも、本当に姉は面白く面倒見がよくかなり大好き。今でもよく遊ぶ。


裕福とは言えないけど、それなりに幸せに生きていました。


そんな私の初恋は小学1年生。


同じクラスの山田くんは可愛い顔で、学年の人気者でした。


家の前に川があるんですが、その川の奥に山田くんの家がありました。


毎朝、山田くんと一緒に学校に行きたくて


山田くんが家を出たことを確認してから私も登校していました。


(私可愛いな)


どのきっかけで山田くんを好きになったのか覚えてませんが、気がついたら好きでした。


ずっと一緒にいたいな。


もっと遊びたいな。


多分そう思ってたと思います。


バレンタインデーを利用して私は山田くんに


山田くんそっくりのクッキーをプレゼント。


(重い)


母も山田くんを気に入っており、受け取ってもらえることを願ってくれてました。


山田くんは重いクッキーを受け取ってくれました。


お返しのホワイトデー


私は山田くんからプレゼントを貰いました。


でも、ごめんなさい


覚えてないです。


記憶はないんですが、おそらく山田くんに告白はしてないかなぁって思います。


山田くん人気者だったし…


「好き」から「告白」という思考を備えてなかったので…


という素敵な初恋を経験しました。


(顔面クッキーはやばいやろ…)
< 1 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop