彼の豹変
 
 一週間後、次の講義の時間までの時間が空いたのでケーキでも食べようと思い大学の近くのケーキ屋さんに入ろうとすると一輝と千穂が2人で並んで歩いているのを見てしまった。

 千穂は私に気づくと一輝の腕に腕を絡ませた。

 私は、頭の中が真っ暗になり、そこから立ち去り、その日の講義を休んでしまった。



 次の日、千穂に一輝のことどう思っているのか聞いた。



「一輝とどういう関係なの?」

「香澄には関係ないでしょ?」

「関係あるよ!私が一輝のこと好きなこと知ってるでしょ!?」

「あーもう。ウザイな。私、前から一輝のこと好きだったの」

「え……」

「本当にウザイ。あんた目障りだったのよ」



 私は泣きそうになり下を向いた。
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop