始めて知った、気持ち。

プロローグ

美里兄ちゃん。

私といると迷惑だった?

恥ずかしかった?

…ごめんなさい。

でも、安心して?

私、もうすぐいなくなるから。

美里兄ちゃんの前から消えるから

心配しないで。

私なんかのために

無理してたんだね。

いままで気づかなかった。

全然

美里兄ちゃんも

同じ気持ちかな

って思ってたけど、

違ったんだね。

別れたっていいよ

私は、ね

付き合ってる、付き合ってない

なんかよりも

美里兄ちゃんの笑顔が

見たいの。

そのためなら

なんでもする。

死ぬことなんか

全然怖くない

美里に、ちゃんが

え、がおで……い、てくれ、なら。
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