漫才コンビは不成立?~高1コンビ編~

♀笑校祭スタート♀

【ボケstory】



「みんな~、それコッチ!」

「あ、それはアッチ!」

「違う、それはそこっれ!」



笑校はなにやら騒がしい空気に包まれています。



「ドケ、ボケ女!」



――――“ズコッ”



「いたー!ちょっと何?!」



背中をなにかに押され、思わず転けそうになる。



「通行の邪魔なんだよ。シっシっシっ!」



振り返ると、大きな段ボール箱を両手に抱えた黒河がいた。



段ボールを二段積み重ねて持っているため、顔が半分隠れてる。




「ガッちゃん、頑張って?」



めだか風にエールを送ってみる。



「ガッちゃん言うなよ、キモイから(恥)」

「めだかはいいのに、なんであたしは駄目なのよ」

「寒気がするから」

「失礼な奴!」

「お前は、馬鹿にしてんのが見え見えなんだよ!」



ムムム…!



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