溺愛男は恋愛初心女の恋を惑わせる
「なんで、清史郎にレクチャーされなきゃなのよ。」

「まあ、温泉行ってまさかのおめでた婚とかやめろよ。二人ともドクターなんだから。」

「失礼ね!わかってるわよ。」

ふと、予定日を見る。今日って毎月のアレの予定日。
明後日の温泉大丈夫かな?

「あの、お聞きしたいのですが、カレカノで温泉行ってベッドインできない状況って?」

状況が想像ついたのかニヤっと笑って

「男からしたら拷問だな。せいぜいレナがご奉仕してやることだ。」


高級フレンチレストランでこんな会話をしているとは誰も思わないだろう。

清史郎のレクチャーはしばらく続いた。
面白そうに語る彼が悪夢のささやきのようだった。
ハードルを上げられたようで、薬を飲んでアレの予定日をずらすかと思っている間に
帰宅後バッチリ始まった。


帰り際に
「まあ、男は素直に飛び込んでくれるのが一番うれしいんだよ。
遠慮するな、我慢するな。レイらしくな!」


と爽やかに帰っていった。
もう、なんのアドバイスにもならない。
< 173 / 280 >

この作品をシェア

pagetop