あなたの好きなおでんの具を知りたいと思うくらいにはあなたが好き
1章

最後が見える恋

バシャッ


水をかけられた。


目の前には怒り狂った綺麗な女の人。


それと申し訳なさそうにこちらを見てる男の人。


「もう金輪際この人に近づかないで!」


「はい。申し訳ございませんでした。」


「夫が大事にしたくないっていうから何もしないけど本当は警察に突きだしたいくらいよ!」


すごく怒ってる。


そりゃそうだ。


世間から見たら私は悪役だ。


結婚してる人と…まぁ俗に言う不倫をしていたんだから。
< 1 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop