あまい・甘い・あま~い彼に捕らわれて
目覚めると見慣れない部屋のベットに横たわっていた。

あぁそうだ、パーティーの最中に目眩がして…急いで起き上がろうとして服が脱がされて下着姿なことに気がついた。

「!!」

慌てて布団を胸元まで引き上げて部屋を見回して着ていた服を探す。

「杏?」

隣の部屋から恭一さんの声がした。

「はい」

「入るよ」

声をかけられて開いたドアからは、ジャケットを脱いでネクタイをはずしたくつろいでいた姿の恭一さんがミネラルウォーターを手にして入ってきた。
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