君への愛は嘘で紡ぐ
「いい噂も聞かないよね」
「それでいいです。教えてください」
初対面なはずなのに、私をいいところのお嬢様と言っていたのが、気になって仕方なかった。
笠木さんもどこかのご子息だとしたら。
知らないでは許されない。
「……まず、授業は全部寝る。夜は高校生がいたらいけない場所にいる」
「見た目もなんだか近寄り難いよね」
笠木さんの見た目に関しては、坂野さんとは違う感想を抱いた。
東雲さんの噂は、信じたくない反面そのような気がしていた。
笠木さんはいわゆる、不良なのだろう。
初めて会ったときに登っていた木も、本当は登ってはいけないものなのではないだろうか。
彼は、ルールを守らない人、なのか。
「まあ、私たちが知ってるのはこれくらいだね」
「ありがとうございます」
話を聞く限りでは、笠木さんが私の想像したような方ではないとわかった。
だが、私のように身分を隠していたらわからない。
油断は出来ない。
「でも……関わることはオススメしないよ?」
あの先生と同じことを言われ、思わず顔を顰めてしまった。
坂野さんはそんなつもりで言ったわけではないとわかっているのに。
「それでいいです。教えてください」
初対面なはずなのに、私をいいところのお嬢様と言っていたのが、気になって仕方なかった。
笠木さんもどこかのご子息だとしたら。
知らないでは許されない。
「……まず、授業は全部寝る。夜は高校生がいたらいけない場所にいる」
「見た目もなんだか近寄り難いよね」
笠木さんの見た目に関しては、坂野さんとは違う感想を抱いた。
東雲さんの噂は、信じたくない反面そのような気がしていた。
笠木さんはいわゆる、不良なのだろう。
初めて会ったときに登っていた木も、本当は登ってはいけないものなのではないだろうか。
彼は、ルールを守らない人、なのか。
「まあ、私たちが知ってるのはこれくらいだね」
「ありがとうございます」
話を聞く限りでは、笠木さんが私の想像したような方ではないとわかった。
だが、私のように身分を隠していたらわからない。
油断は出来ない。
「でも……関わることはオススメしないよ?」
あの先生と同じことを言われ、思わず顔を顰めてしまった。
坂野さんはそんなつもりで言ったわけではないとわかっているのに。