君への愛は嘘で紡ぐ
何も言われなかったら、私から話すことはなく、私たちはほとんど無言で完食した。
会計を終え、店を出る。
「えん」
前を歩く瑞希さんの声は、怒っているように聞こえた。
「また、ラーメン行こうね!今度こそ、えんが好きだって思うラーメン見つけよう」
振り向いた瑞希さんは、怒っているというよりも、悔しそうに見えた。
それほど、私が一番美味しいと思う味を見つけたかったということなのだろう。
だけど、そんなことよりも、また私とラーメンを食べに行ってくれるということが嬉しかった。
「はい。行きたいです」
私の返事に満足したのか、瑞希さんは笑顔に戻った。
「次、どうする?デザートにははやすぎるよね」
「服見に行こう、服。えんで着せ替えしたい」
「いいね、それ。私もやりたい」
私の意見を最優先すると言っていたはずの由実さんは、私に確認をしなかった。
そして近くにあった服屋に連れ込まれ、一時間程度いろいろな服を着せられた。
更衣室のカーテンを開けると、二人が並んでたっている。
「うん、やっぱりふわふわ系が似合う」
「可愛いよ、円香ちゃん」
渡された服はこれからの季節にあう服だった。
会計を終え、店を出る。
「えん」
前を歩く瑞希さんの声は、怒っているように聞こえた。
「また、ラーメン行こうね!今度こそ、えんが好きだって思うラーメン見つけよう」
振り向いた瑞希さんは、怒っているというよりも、悔しそうに見えた。
それほど、私が一番美味しいと思う味を見つけたかったということなのだろう。
だけど、そんなことよりも、また私とラーメンを食べに行ってくれるということが嬉しかった。
「はい。行きたいです」
私の返事に満足したのか、瑞希さんは笑顔に戻った。
「次、どうする?デザートにははやすぎるよね」
「服見に行こう、服。えんで着せ替えしたい」
「いいね、それ。私もやりたい」
私の意見を最優先すると言っていたはずの由実さんは、私に確認をしなかった。
そして近くにあった服屋に連れ込まれ、一時間程度いろいろな服を着せられた。
更衣室のカーテンを開けると、二人が並んでたっている。
「うん、やっぱりふわふわ系が似合う」
「可愛いよ、円香ちゃん」
渡された服はこれからの季節にあう服だった。