想われて・・・オフィスで始まるSecret Lovestory
関東ビルディングは、青山に建つオフィスビルだ。老朽化が進んでいるものの、周辺に赤坂御所や学校があることから、建て替えは難しいという。
そのため大規模なリノベーションが行われている。なかでも耳目を集めているのが、会員専用フロアの存在だ。企業や組織の枠を超えた、ワークスペース、サービスオフィスの場が開設されるという。
採用される家具や調度は、すべてそのためにオリジナルでデザインされる。
なにより、ルードヴィッヒ・デル・ローエ氏の目にかなうものでなければならない。
佐倉さんはすでにデザイン案と参画計画をエル・コニール社に提案し、先方も大いに乗り気だという。
決してあきらめない、どころか、エル・コニール社をも引き込んで、より大きなプロジェクトに挑もうとしている。
それがわたしの上司で、愛するひとだ。
「前の会社の情報網を駆使して、ほかの候補の情報を集めます」
と直斗さん。
「忙しくなるから覚悟しておけ」
「Yes, sir」
のぞむところといわんばかりの表情だ。
わたしの体をめぐる血潮も、温度がきゅうに上がったみたいだ。
もちろんわたしだけじゃない。チーム全体に、活力と緊張がみなぎっている。
そのため大規模なリノベーションが行われている。なかでも耳目を集めているのが、会員専用フロアの存在だ。企業や組織の枠を超えた、ワークスペース、サービスオフィスの場が開設されるという。
採用される家具や調度は、すべてそのためにオリジナルでデザインされる。
なにより、ルードヴィッヒ・デル・ローエ氏の目にかなうものでなければならない。
佐倉さんはすでにデザイン案と参画計画をエル・コニール社に提案し、先方も大いに乗り気だという。
決してあきらめない、どころか、エル・コニール社をも引き込んで、より大きなプロジェクトに挑もうとしている。
それがわたしの上司で、愛するひとだ。
「前の会社の情報網を駆使して、ほかの候補の情報を集めます」
と直斗さん。
「忙しくなるから覚悟しておけ」
「Yes, sir」
のぞむところといわんばかりの表情だ。
わたしの体をめぐる血潮も、温度がきゅうに上がったみたいだ。
もちろんわたしだけじゃない。チーム全体に、活力と緊張がみなぎっている。