想われて・・・オフィスで始まるSecret Lovestory
その翌日の金曜の夜、わたしは “あの日” 以来初めて佐倉さんの自宅に足を踏み入れることになった。
家の近所にある和食の小料理屋のカウンターで食事をして。かるくお酒でもと、自然な流れで歩いて彼の自宅に向かった。
佐倉さんはどんな部屋で暮らしているんだろう。わたしもインテリアコーディネーターの端くれ。あれこれ想像してしまう。やっぱりこだわりの家具とかアートとかで揃えているのかな。前回はなんというか、動転していてほとんど記憶がない有様だ。
彼が居をかまえているのは、落ち着いたたたずまいのマンションだった。自宅に通されて、目に映るものの少なさに驚いた。なんともさっぱりとした空間が広がっている。シンプルを通り越して、殺風景にすら感じるほどだ。
「壁面収納にして、しまいこむ作りにしたんだ」と佐倉さんが説明してくれる。
「視界にいろいろな情報が入ってくると、落ち着かなくて。部屋のクリーニングは、マンションの管理会社を通して頼んでる」
まっさらな空間はすみずみまで掃除が行き届いている。
憶えていなかったというより、視覚に引っかかるものがなかったというのが正解かもしれない。やっぱり佐倉さんはデザインのひとなんだなと実感する。
家の近所にある和食の小料理屋のカウンターで食事をして。かるくお酒でもと、自然な流れで歩いて彼の自宅に向かった。
佐倉さんはどんな部屋で暮らしているんだろう。わたしもインテリアコーディネーターの端くれ。あれこれ想像してしまう。やっぱりこだわりの家具とかアートとかで揃えているのかな。前回はなんというか、動転していてほとんど記憶がない有様だ。
彼が居をかまえているのは、落ち着いたたたずまいのマンションだった。自宅に通されて、目に映るものの少なさに驚いた。なんともさっぱりとした空間が広がっている。シンプルを通り越して、殺風景にすら感じるほどだ。
「壁面収納にして、しまいこむ作りにしたんだ」と佐倉さんが説明してくれる。
「視界にいろいろな情報が入ってくると、落ち着かなくて。部屋のクリーニングは、マンションの管理会社を通して頼んでる」
まっさらな空間はすみずみまで掃除が行き届いている。
憶えていなかったというより、視覚に引っかかるものがなかったというのが正解かもしれない。やっぱり佐倉さんはデザインのひとなんだなと実感する。