切愛願望～極上御曹司の庇護欲からは逃げられない～

ネクタイを外しながら、キッチンを出ていく彼の姿を見てフフッと笑みが溢れる。
これから、これが日常になるのかな。
素敵な時間――。
でも、いつか……。
いつかふたりでノワールのお店をやれたらいいね。
そして、訪れたお客様に美味しいカプチーノを淹れてあげるの。
それが、私の夢ーーー。


The end.