あなどれないね、世唯くん。



「あー、そういうこと?」

わたしの様子を見て察してくれたのかと思った。

そのままカーテンの外に出てくれるのかと思いきや、なぜか世唯くんは上履きを脱いで、ベッドの上にあがってくる。


そして、そのままわたしの背後に座った。

えっ、えっ??


「……ボタン外せないんでしょ?」

えっ、えぇ!?
な、なんでそういう解釈になるの……っ!?


「いいよ、俺が外すの手伝ってあげるから」

なんて言いながら、後ろから器用にボタンを1つずつ外していく。


「ま、待って……っ!
そ、そういうわけじゃなくて……っ!」


「なんで?だるくて自分じゃ熱測れないってことじゃないの?」

「ち、ちが……っ」

そう言ってる間にもボタンはどんどん外れていき、あっという間にぜんぶ外れてしまった。


「ぜ、ぜんぶ外さなくてもいいのに……っ」

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