【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
言ってしまうとキリがないくらい好きだ、



告白した時、
光里は俺の親友の悠樹のことが好きだった。



複雑なくらいだったけど、
めげずに告白を続けたことが今に至る。




光里、泣いてない……



俺、ひどいな。

泣くなよ、そう言っていたのに…
泣くことを望んでいたのか。



光里は笑っていて、
ちらっとこっちを見ながら席に戻っていった。


卒業証書授与式、長かったけど無事に終わって教室へ戻った。





『何、見てんだよ!』



俺は恥ずかしさから、
光里を抱きしめながらも…
頭をコツンと軽く叩く。



『良いじゃん!』

『別にいいけど』




教室では卒業証書を受け取り、
先生と話す時間になった。
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