【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
そう聞きつけた俺は光里の元に走る。



『光里、○○高校なんやろ?』


『どうしたの?息切らして…』



同じ高校に入学するって聞いて、
興奮してしまったみたいだ。




『これからもよろしくな』

『う、うん…』



光里も何が何だか分からない様子でこっちを凝視した。



『やったなぁ〜誠実!』


『お、おぅ!』



同じ野球部で同じクラスの船村哲朗【ふなむら・てつろう】が声を掛けてくる。




『何冴えない顔してんだよ。嬉しくしろよ〜。かっこいいんだからよ!』


『関係性は変わらないと思うけど…』

『告白してみろよ〜』



周りの励ましなど耳に入らない俺は…
野球以外すべてが臆病だった。



そんな中学時代から、高校生活がスタートした今、
楽しくて仕方ない。

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