【本編】純愛DAYS〜恋×愛LOVE Diary〜
『誠実……。
誠実の言葉、うれしいよ。
すごくすごく……。
これ…これでいいのかなぁ?』

『どういうこと?』

『航ちゃんが本当に望んでるのかなぁ?』





俺だってそう思っていた…



普通なら、
親友の元に返したくない。

付き合っていたにしたって。


他男性といて欲しいに決まっている。




良いふうに捉えたら…
信頼されてるってことだと思う。




『航大のやつ…きっと望んでる。
アイツも俺自身も…望んでる。
アイツの気持ち、
汲んであげることをまず考えてみないか?
きっと、安らかにいて…笑ってくれるとは思う』

『誠実…大人だね…』



彼女はそう言った。





俺がこうなったのは、
光里がいてくれたから__


そう思っていた。




『光里、もう一度付き合おう。
寂しくさせないし、アイツの気持ちも汲みたい。
何より…俺自身が光里を好きだから』

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