見習い夫婦~エリート御曹司と交際0日で妊活はじめます~
考えを巡らせている様子でこちらを見つめていた周さんは、私の言葉を聞いておもむろに動き出す。

ベッドサイドに避妊具を置くと、私を優しくベッドに倒して覆い被さってきた。


「俺も、君と愛し合う未来しか考えられない」


蜜語を交わす彼は、情熱的な瞳で私を捉え、指を絡ませる。その一挙一動が、私を安堵で包み込んでくれる。


「妊娠して、その子が産まれて大きくなったら、たくさんデートしよう。もちろんそれまでも、寂しさなんて感じさせないくらい毎日君を愛でると約束する」


とても嬉しい言葉とわずかな笑みをもらえて、私も笑顔になってしっかりと頷いた。

どうか、そんな未来が実現しますように。

切に願いながら、甘いキスを幾度となく交わし、彼の熱を直に受け止める。

身体も心も奥深くで繋がれたことを、この上なく幸せに思った。


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