愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「そうですよ。
私はここよりももっと小さな会社で、事務員してました。
普通の学校を出て、家は一応持ち家でしたが豪邸ってわけではありませんし、ごく庶民的な生活してましたよ。」

「えーっ!?そうなんですか?
じゃあ、どうして社長と知り合われたんですか?」

「お見合いです。」

「えーーーっ!?」

二人ともえらくびっくりしてるけど…
一体、どんな風に思われてたんだろう?
それに…この話ってまさか秘密だったとかではないよね??



「えっと…じゃあ、お見合いでお互い意気投合した…みたいな感じですか?」

「え…ま、まぁ、そういうことですね。」

さすがに本当のことは言えないから、そう答えるしかなかった。



「すごい!沢渡さんは、まさに、現代のシンデレラなんですね!」

「いや~…そんなたいそうなもんじゃないですよ。
まぁ、たまたま縁があったというか…」

「いえいえ、シンデレラ以外の何者でもないですよ。
社長はあんなにイケメンなのに、今まで浮いた話の一つもなくて、八重樫専務とはやたら仲良いし、もしかして、女性には興味がないんじゃないかって噂まで出ていたくらいですから。」

ぐさっ!
やっぱり、会社の人達も気付いてたんだね。


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