愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「初めまして、三谷です。」

「沢渡です、どうぞよろしくお願いします。」

紹介された三谷さんは、なんとなく見覚えのある感じの人だった。
年齢は、私と同じくらいかな?



「ここ、いかがですか?
お値段はリーズナブルですが、ランチにスイーツも付いてるんですよ。」

山下さんが連れて行ってくれたのは、会社の近くのこじんまりしたカフェだった。
カフェというより、昔の喫茶店って雰囲気かな?



「それは良いですね。」

「あ…もっと高級なお店の方が良かったかしら。
すみません、私、あんまり高級なお店は知らなくて…」

「いえ、私はこういう可愛いお店大好きですよ。
ここに入りましょう。」

私達は、そのお店に入った。
日替わりランチは、650円と本当にリーズナブル!
最近は高いものばかり食べてたけど、私もちょっと前まではこういうものばかり食べてたんだよね。



「あ~…オムライス、すごく美味しい。
家庭の味ですね。」

「そうなんです。
社長夫人の沢渡さんにわかってもらえるなんて嬉しいです。」

「社長夫人だなんて、やめて下さい。
私は、ずっと庶民だったんですから。」

「えーーっ、そうなんですか?」

三谷さんと山下さんは、顔を見合わせて驚いていた。


< 119 / 217 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop