愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
(あ、そうだ…)



スマホを見てみると、柊司さんからのLINEが何件も入ってた。



『どうしたの?何があったの?』

『今から迎えに行こうか?』



柊司さんが私がおかしくなった理由がわからないみたいで、かなり混乱してるみたいで…
心配もしてくれてる感じがした。



そうだよね。
あんな状況だったら、きっとわけがわからないよね。
突然泣き出して、実家に帰る宣言をしちゃったんだもんね。



(私…どうしたら良いんだろう?)



悩んでいたら、小さな声がした。



「お姉ちゃん、起きてる?」

「え?う、うん、起きてるよ。」

紗香が部屋にやって来た。
紗香は私の傍にルーズに体育座りをして、壁に背を預けた。



「……喧嘩でもしたの?」

「え…そ、そういうわけじゃないんだけど。」

うちの家族は、柊司の秘密を知っている。
でも、だからといって、八重樫さんとのことを簡単には言えない。
やっぱりすごく言いにくい問題だ。



「じゃあ、何?」

「えっとね…そ、それは…」

なんていえば良いんだろう?
早く答えないと!って、焦りながら考えてたら、紗香がぽつりと言った。




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