愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
自分自身の気持ちがよくわからなかった。
私は一体、何を言ってるんだろう?
どうしてこんなことを…柊司さんを怒らせるようなことを言ってしまったんだろう?



「あなたの辛さがわからないわけじゃないですが…
でも…そんな気持ちをずっと持ち続けるのは、もっと辛いことじゃないでしょうか?
それなら、何度でも…それこそ、由紀子さんが根負けしてしまうくらい、何度でも告白した方が良いんじゃないですか?」

そう言った時、私は涙を流していることに気付いた。
なぜ?
どうして、涙が出るんだろう?
どうして、私は、こんなに意地になってるんだろう?



「……もしも、由紀子さんが僕の気持ちに応えてくれたら…
君はどうするつもりなの?」



(え?……)



そうか…そうだよね…
もしも、由紀子さんと柊司さんがうまくいったら…
私は、離れなきゃいけないんだ。



そう思ったら、絶望的な気持ちになった。
別れたくない。
愛されることはないとわかっていても…
形ばかりの妻だとしても、それでも柊司さんの傍にいられるのは幸せなことだもの。



でも…柊司さんの事情を知ってしまったら…
柊司さんのことを考えるなら…
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