愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「柊司さん、そこの角を右に曲がります。」

「あ!」

柊司さんの顔が綻ぶ。
角を曲がってすぐのところにあったのは、大きな百均のお店だ。
3階まである店舗で、品数はすごく多そう。
私もこんなに大きな百均は来たことがない。



「わぁ、嬉しいなぁ。
初百均だよ。」

店に入った柊司さんは、かごを持って、すでにとっても楽しそう。



「ここにあるのは全部百円なんだよね?」

「はい、だいたいは百円です。
でも、中には200円とか300円とかのもあります。
値札が付いてないのは、全部百円ですよ。」

「えーっ!?そうなんだ~…」

そんな会話をしている間も、柊司さんの目はすでに商品を物色している。



「わぁ!これも百円!」

「なんだ、これ!面白い!」

「う~ん、これは役に立つ!」



柊司さんは独り言を言いながら、次から次に商品を選んで…
持ってたかごはすでに満杯となり、私はカートと空のかごを持って来た。



「あ、ありがとう!
ねぇ、見てこれ!
レンジも対応なんだって。
これが百円だなんて、信じられないよね!」

柊司さんは、お弁当箱を持って微笑む。
まぁ、確かに使えそうなお弁当箱だけど、柊司さん、お昼はお弁当じゃないじゃない。
いつも会社の近くのレストランで食べてるって言ってたよね。
なのに、柊司さんはお弁当箱を買う。
……しかも、5つも。
意味わからないんですけど~…
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