愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
*
「ごめんね、迷惑かけて…」
「迷惑だなんてとんでもないです。
ゆっくり休んで下さいね。」
診断の結果、柊司さんは、香港A型のインフルエンザだった。
香港A型って、確か、一番きついんだよね?
以前、紗香がかかったことがあったけど、高熱が出て咳が止まらなくて、本人いわく、死ぬかと思った…だそうで…
症状がおさまってからも、割と長い間、元気がなかったよ。
「君は、ここにはいない方が良い。
移ったら大変だから。」
「大丈夫です。
私、今まで家族がインフルにかかった時も移ったことがないんです。
きっと、インフルに対する抵抗力が強いんですよ。」
それは真実。
だから、柊司さんがインフルだったって聞いても、移るとは思わなかった。
妙に自信があるんだよね。
だから、帰りもけこう密着して柊司さんに肩を貸して来たけど、移るとは思ってない。
「でも、今回も移らないとは限らないよ。
こんなに苦しい想いをしたら大変だから…
薬も飲んだし、きっとマシになってくると思うから…」
「はい、じゃあ、あと少しだけ傍にいますね。」
「……ごめんね。
あ…食事、まだだったよね。
何か食べて。」
「あ……」
すっかり忘れてた。
病院がいっぱいでけっこう待たされたから、時計を見たら、すでにもう8時を回っていた。
「ごめんね、迷惑かけて…」
「迷惑だなんてとんでもないです。
ゆっくり休んで下さいね。」
診断の結果、柊司さんは、香港A型のインフルエンザだった。
香港A型って、確か、一番きついんだよね?
以前、紗香がかかったことがあったけど、高熱が出て咳が止まらなくて、本人いわく、死ぬかと思った…だそうで…
症状がおさまってからも、割と長い間、元気がなかったよ。
「君は、ここにはいない方が良い。
移ったら大変だから。」
「大丈夫です。
私、今まで家族がインフルにかかった時も移ったことがないんです。
きっと、インフルに対する抵抗力が強いんですよ。」
それは真実。
だから、柊司さんがインフルだったって聞いても、移るとは思わなかった。
妙に自信があるんだよね。
だから、帰りもけこう密着して柊司さんに肩を貸して来たけど、移るとは思ってない。
「でも、今回も移らないとは限らないよ。
こんなに苦しい想いをしたら大変だから…
薬も飲んだし、きっとマシになってくると思うから…」
「はい、じゃあ、あと少しだけ傍にいますね。」
「……ごめんね。
あ…食事、まだだったよね。
何か食べて。」
「あ……」
すっかり忘れてた。
病院がいっぱいでけっこう待たされたから、時計を見たら、すでにもう8時を回っていた。