愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?




(……ん?)

起きて、目に映った光景は見慣れない場所で、私は一瞬、戸惑った。



「おはよう。」

「あ……」

そうそう。
昨夜は、柊司さんの部屋のソファで横になってたんだって思い出した。



「おはようございます。」

「……昨夜はどうもありがとうね。」

柊司さん、ずいぶんとすっきりした顔をしていた。
どうやら熱が下がったみたい。



「あ、いえ…
体調はいかがですか?」

「うん、おかげさまで熱が下がったみたいだよ。
気分悪いのもないし、だいぶマシになった。」

「良かったです。
あ、食欲はどうですか?
おかゆ、食べられそうですか?
それとも、アイスかヨーグルトが良いですか?」

「あぁ、アイスは気分が良くなりそうだね。」

「じゃあ、すぐ持って来ますね。」

良かった。
柊司さんの元気な顔を見たら、私もとっても元気になった。



「ゆっくり食べて下さいね。」

冷たいせいか、アイスを食べたらまた咳込んでたけど、確かに具合はだいぶ良さそう。



「ちょっと着替えて来ますね。」

昨夜出かけてからそのままだったし、顔も洗ってないから、私は一時、柊司さんから離れた。
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