愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「柊司さん、口を開けて下さい。」
柊司さんは言われた通りに口を開け…私はスプーンでスポーツドリンクを流し込んだ。
何度かその動作を続けるうちに、柊司さんがまた険しい顔をして…
「気分が悪い…トイレに連れて行ってくれるかな。」
「吐きそうなんですね。
ちょっと待ってて下さい。」
私は洗面器を用意して…
柊司さんは、ちょっと戸惑ってた。
私にそんな遠慮は無用なのに…
*
しばらくして、柊司さんはようやく眠った。
時計を見たら、もう夜中の1時を回っていた。
薬が効いて来たのかな?
咳も止まったし、熱もだいぶ下がったみたい。
起こさないように気を付けながら、私は額のシートを取り換えた。
こんなに真剣に看病したのは、多分、生まれて初めてだ。
紗香がインフルで寝込んだ時も、お母さんが看病してたし、私は特に何もしなかった。
一応、心配はしてたし、見には行ったんだけど、その頃は私も働いてたし…
って、よく考えたら、お母さんももうパン屋さんを始めてたんだよね。
そっか、当時の私は、紗香の看病は私の役目じゃないように思ってたんだね。
お母さんがいるから、大丈夫だって。
冷たい姉だな…
今は、偽装とはいえ夫婦だし、私たちは二人暮らしだから、私がやるしかないもんね。
でも、義務感でやったのかっていうとそうでもない。
弱ってる柊司さんが可哀想だし、なんか少しでも役に立ちたくて…
(なんだろう?この気持ち…)
柊司さんは言われた通りに口を開け…私はスプーンでスポーツドリンクを流し込んだ。
何度かその動作を続けるうちに、柊司さんがまた険しい顔をして…
「気分が悪い…トイレに連れて行ってくれるかな。」
「吐きそうなんですね。
ちょっと待ってて下さい。」
私は洗面器を用意して…
柊司さんは、ちょっと戸惑ってた。
私にそんな遠慮は無用なのに…
*
しばらくして、柊司さんはようやく眠った。
時計を見たら、もう夜中の1時を回っていた。
薬が効いて来たのかな?
咳も止まったし、熱もだいぶ下がったみたい。
起こさないように気を付けながら、私は額のシートを取り換えた。
こんなに真剣に看病したのは、多分、生まれて初めてだ。
紗香がインフルで寝込んだ時も、お母さんが看病してたし、私は特に何もしなかった。
一応、心配はしてたし、見には行ったんだけど、その頃は私も働いてたし…
って、よく考えたら、お母さんももうパン屋さんを始めてたんだよね。
そっか、当時の私は、紗香の看病は私の役目じゃないように思ってたんだね。
お母さんがいるから、大丈夫だって。
冷たい姉だな…
今は、偽装とはいえ夫婦だし、私たちは二人暮らしだから、私がやるしかないもんね。
でも、義務感でやったのかっていうとそうでもない。
弱ってる柊司さんが可哀想だし、なんか少しでも役に立ちたくて…
(なんだろう?この気持ち…)