愛するオトコと愛されないオンナ~面食いだってイイじゃない!?
「奥様、旦那様のご加減はいかがですか?」

「はい、昨夜に比べたら、ずいぶん良くなりました。
アイスも全部食べました。」

「そうですか。それはようございました。
おかゆか何かお作りしましょうか?」

「はい、食べられるかどうか、また訊いてみますね。」



(もう良いかなぁ?)



私は、お水とスポーツドリンクを持って、また部屋に戻った。
着替えは無事に済んでいて、柊司さんはベッドに横になっていた。



「柊司さん、お薬を飲んで下さいね。」

私はグラスにお水を注いだ。



「ありがとう。」

それから、体温を測ってもらったら、37.3℃に下がってた。
うん、順調だね。



「何か食べますか?」

「うん…もうちょっとしてからね。
今は、とにかくなんだかだるいっていうか、眠いんだ。」

「じゃあ、お休みになって下さい。」

「……いろいろとありがとうね。」

「いいえ。」

なんだか嬉しい。
たいしたこともしてないのに、そんな風に素直に感謝してもらえるなんて、本当に嬉しいものだね。
私は汚れ物を持って、部屋を出た。
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