千紘さんのありがた~いお話
「道かどうかわからなかったら問題だろう。
っていうか、お前は道で寝たことがあるのか」
と言うと、
「私は寝てないけど、菜子は寝てましたねー」
と寝たまま、真昼は友の秘密をばらしてくる。
いやまあ、秘密というわけでもないのかもしれないと思う。
真昼の友人は、やはり、真昼の友人な感じで、みんな、サッパリ、ザックリしているからだ。
「寝ぼけているのか? 真昼」
と少し顔を覗き込み、訊いてみたが、今度は沈黙している。
……寝言のような感じなのだろうか。
この仮の夫への愛が多少はあるのか、今、聞いてみたい。
だが、寝ぼているだけに真実を語りそうで怖い!
と思ったとき、
「そういえば」
といきなり、真昼が目を閉じたまま言い、ひっ、と千紘は身を引いた。
っていうか、お前は道で寝たことがあるのか」
と言うと、
「私は寝てないけど、菜子は寝てましたねー」
と寝たまま、真昼は友の秘密をばらしてくる。
いやまあ、秘密というわけでもないのかもしれないと思う。
真昼の友人は、やはり、真昼の友人な感じで、みんな、サッパリ、ザックリしているからだ。
「寝ぼけているのか? 真昼」
と少し顔を覗き込み、訊いてみたが、今度は沈黙している。
……寝言のような感じなのだろうか。
この仮の夫への愛が多少はあるのか、今、聞いてみたい。
だが、寝ぼているだけに真実を語りそうで怖い!
と思ったとき、
「そういえば」
といきなり、真昼が目を閉じたまま言い、ひっ、と千紘は身を引いた。