サヨナラ blue spring
「「あっ!!!えーーーーーつつつ!!」」

あたしと茉希の声が重なる

…どうしよう。

「愛美!!良かったじゃん!!スゴイ奇跡!!」

「う、うん…スゴイ奇跡だね。」
「でもあたし死んじゃうかもしれない。」

北川君の名前の7個下辺りにあたしの名前があった!!!

『神さま、仏さま…ありがとうございます。』
『でも、あたしは死ぬかもしれません。キュン死にするかもしれません。…でも、でも、でも!!!本当にありがとうございます。』

心から感謝した。

「じゃ、あたし1組に行くね!」
茉希は他の仲良い友達に声をかけられ、1組に向かって行った。
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