隠れイケメンの王子様に恋しました
早く~~と内心思ってるなの葉を楽しむかのように、一口紅茶を飲んだ副社長がゆっくりとした動作でカップを置き、ゆっくりと書類を受け取った。
「ありがとう、助かるよ。中を改めさせてもらうね。紅茶、冷めないうちにどうぞ」
にっこり笑う副社長にドキドキしながら、進められた紅茶をせっかくだからと頂いた。
美味しい…。
とってもいい香りがして温かさが喉元を通りほっこりと癒される。
口元を緩めほうっと小さくため息をついたなの葉の様子を副社長は書類を見ながら見ていたのには気付きもせずもう一口飲んで、その間書類を取り出し真剣に読んでる様子の副社長をこっそりと盗み見た。
長い睫毛、スッと通った高い鼻、スッキリと整った黒い髪。
誰が見たって見目麗しい副社長を見ながら、朋絵の情報を思い出す。
御影晴輝30歳独身。御影会長の孫であり社長の御曹司。将来MIKAGE自動車を背負って立つ未来の社長。優秀な彼は若くして副社長に就任。不安視する幹部を他所に数々の偉業を成し遂げているという。
情報通の朋絵でも副社長の情報は色々知っても弟の御影部長については謎だそうで下の名前も年齢もわからないそうだ。
「ありがとう、助かるよ。中を改めさせてもらうね。紅茶、冷めないうちにどうぞ」
にっこり笑う副社長にドキドキしながら、進められた紅茶をせっかくだからと頂いた。
美味しい…。
とってもいい香りがして温かさが喉元を通りほっこりと癒される。
口元を緩めほうっと小さくため息をついたなの葉の様子を副社長は書類を見ながら見ていたのには気付きもせずもう一口飲んで、その間書類を取り出し真剣に読んでる様子の副社長をこっそりと盗み見た。
長い睫毛、スッと通った高い鼻、スッキリと整った黒い髪。
誰が見たって見目麗しい副社長を見ながら、朋絵の情報を思い出す。
御影晴輝30歳独身。御影会長の孫であり社長の御曹司。将来MIKAGE自動車を背負って立つ未来の社長。優秀な彼は若くして副社長に就任。不安視する幹部を他所に数々の偉業を成し遂げているという。
情報通の朋絵でも副社長の情報は色々知っても弟の御影部長については謎だそうで下の名前も年齢もわからないそうだ。