起たたない御曹司君の恋人は魔女



 それから2週間後。


 宗田ホールディング営業部。

 毎日バタバタと忙しそうな部署。


 そこに新しく派遣社員が入って来た。


「麻中田リラ(マジュタ・リラ)です。よろしくお願いします」

 
 明るいブラウンの髪をボブヘヤーにして、シックなブルーのブラウスに黒いタイトスカートに黒いパンプス。

 背丈は高めで170センチくらいありそう。

 可愛い丸顔で目は切れ長のちょっとクールな目をしているリラ。


 派遣社員として入って来たリラを、男性社員は息を呑んでみていた。


 どこか引き寄せられるリラ。




「え・・・」


 思わず声を出したのは、宗田結沙(そうだ・ゆいさ)。

 現在社長になった結人の息子である。

 最近海外から帰ってきた結沙は、営業部で現在修業中。



 リラが挨拶が終わりデスクに案内されて来た。


 リラの席は結沙の前の席。


 結沙はリラを見るとまた

「え? 」

 と驚いた顔をした。



「ん? 宗田さん、どうかしたんですか? 」

 隣の男性社員が結沙に声をかけた。


「あ・・・い、いや・・・。あ、ちょっと電話鳴っているみたい」


 携帯電話を持って結沙は外に出た。




 廊下まで来ると、結沙は急ぎ足で向かった。


 結沙の向かった先は・・・男子トイレ。



 宗田ホールディングはトイレも綺麗で落ち着いている。



 結沙は個室に入った。


 一息ついて、そっと股間に手を持ってゆく結沙。


「嘘? マジで? 」


 驚いている結沙。


「反応している・・・まさか・・・あの子に? 」


 結沙はリラを思い出した。


 挨拶をしたリラを見た瞬間。

 結沙は股間に反応を感じた。

 目の前に来たらまた反応した。



 触れてみた今。

 本当に反応してるのを確認して、思わず嬉しくなった。
< 4 / 84 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop