うちの社長は心配性です！

「あの...郷田くん？」

郷「わりぃ、待たせたな」
そう言うと急に私に背を向けてしゃがみこむ

「郷田くん？どうしたの??」
郷田くんの行動の意図が全然読めない

郷「お前さ、わりぃんだろ？気付けなくて悪かった。おぶってやっから帰るぞ」

「ふぇ？」
急な言葉に変な声が出てしまう

郷「さっきも立ち上がったときふらついてたからな」
郷田くんの言葉を聞いて優しさを再認識する

「ご、ごめん。でも、歩けるから！」
きっと今の私赤くなってる...

郷「いーから、早く」
少し急かすような声に負け背中にくっつくとフワッとすぐに浮遊感

郷「かっる！てか、熱くね？熱高い？」
郷田くんが話すけど恥ずかしくて頭に入らない