MIYU~シングルマザー二十歳,もう一度恋します~
「お父さん!言っとくけど,あたしと彼とは今日会ったばっかりなの!いきなりそこまでの関係になるワケないでしょ⁉キスはしたけど,彼は……,健とは違うと思うし……」
母と春奈に……特に,母には聞かれたくないので(春奈に聞かれても,内容は理解できないはずだ。まだ三歳だし),美優は小声で父に抗議した。
ただ,「健とは違う」とはっきり言い切れないのが,美優としては情けなくて,彼にも申し訳なくて。
「そんなに怒るなよ。お前だって,そいつといつかは……って思ってるんだろ?一応経験者なんだし」
「う……,まあねえ……」
別に,男性と体の関係を持つこと自体にはもう,何の恐怖心も感じないし,むしろ,裕一とそうなることを,美優は望んでいるのだけれど。
彼とどこかに泊まることになった時,春奈のことはどうしよう?娘を放ったらかして,恋愛にうつつをぬかすような母親にはなりたくないし。だからって,連れていくわけにも……。
「春奈のことを心配してるのか?だったら,大丈夫だ。お前がその男とよろしくやってる間は,父さんと母さんで,ちゃんと春奈の世話するから。任せなさい」
(お父さん,言い方!)
美優は父の言い草にこそ呆れたものの,その気持ちは嬉しかった。春奈も懐いている,自分の両親が世話をしてくれるなら。両親も自分の結婚に協力的なのが分かったから。
母と春奈に……特に,母には聞かれたくないので(春奈に聞かれても,内容は理解できないはずだ。まだ三歳だし),美優は小声で父に抗議した。
ただ,「健とは違う」とはっきり言い切れないのが,美優としては情けなくて,彼にも申し訳なくて。
「そんなに怒るなよ。お前だって,そいつといつかは……って思ってるんだろ?一応経験者なんだし」
「う……,まあねえ……」
別に,男性と体の関係を持つこと自体にはもう,何の恐怖心も感じないし,むしろ,裕一とそうなることを,美優は望んでいるのだけれど。
彼とどこかに泊まることになった時,春奈のことはどうしよう?娘を放ったらかして,恋愛にうつつをぬかすような母親にはなりたくないし。だからって,連れていくわけにも……。
「春奈のことを心配してるのか?だったら,大丈夫だ。お前がその男とよろしくやってる間は,父さんと母さんで,ちゃんと春奈の世話するから。任せなさい」
(お父さん,言い方!)
美優は父の言い草にこそ呆れたものの,その気持ちは嬉しかった。春奈も懐いている,自分の両親が世話をしてくれるなら。両親も自分の結婚に協力的なのが分かったから。