先生、好きって言って。









「よし、メイクは完成したよ!」



と、春香ちゃんが。




「こっちも髪型と制服完了!」



と、明菜ちゃんが。




2人ともすごく満足気だ。




私はまだ鏡を見てないからわからないけど、制服を気崩している事はわかる。




「よし、じゃあトイレで確認してきてご覧!」



「わ、わかった。2人ともありがとう!」



「全然いいのよ!確認したら戻ってきてね。私たちは涼くんを呼んでくるから!」



そして、春香ちゃんと明菜ちゃんは教室を出た。




よし、私もトイレで確認っと。












って、え。




誰これ。




これが自分だなんて信じられない。




自分で言うのも恥ずかしいけど、すごく大人っぽく見える。




しかも髪型もいつもはストレートの長い髪を低めにポニーテールしているのに、今日は髪をおろした上にくるくると巻かれていてすごく可愛い。



化粧も目が大きくなって、肌も綺麗に見えて一気に垢抜けてみえた。




そして制服もいつもよりスカートを短くして、ちょっとシャツも気崩している。





これが、JKか。






< 43 / 180 >

この作品をシェア

pagetop