二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
美紀のことを嫌いになるどころか今だって好きだ。愛おしいと思ってる。尊敬もしている。一緒に居て嫌だったことなど一度もない。
だけど、愛海のことが気になり出してから美紀との時間を大事にしてこなかった。美紀に触れることも、しばらくなかった。日頃から仕事も忙しくしている彼女だ。そのことを特に不満に思っている様子もなかった。
愛海のこと、愛海に対する俺の気持ちを彼女に聞かせるつもりはない。体を重ねてしまったことも聞かれなければ、言うつもりもない。だが、この先、愛海と付き合うことがなくても、美紀と一緒にいることはできない。
美紀が1回の過ちだと許してくれたとしても愛海に気持ちが揺れたのは事実は、美紀を傷つけるだけだ。
「お願いがあるの」
「・・・うん・・・」
「少し時間がほしい。今すぐ別れるのは無理。」
「・・・だけど・・・」
「お願い!お願いします・・・。きっと・・・あなたは、その人と付き合わないなら私が縋れば、離れずにいてくれると思う。だけど、それだとあなたを苦しめることになる気がして・・」
「だけど、美紀がつらいだろう・・・?・・」
「わからない。。だから時間がほしい。今すぐは別れない」
本当なら、愛海を想うなら今すぐ別れるべきだろう。しかし、自分の辛さより、俺のことを気にしている美紀を、これ以上突き放すことができなくて時間を置くことを了解してしまった。
美紀は、しばらくは実家から仕事に行くという。その間、お互いどうかわるかわからない。俺も、、ちゃんと自分の気持ちと向き合おうと思う。