二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
愛海と会えない日が続き、だけど、島田と親密そうなところを見るのもつらくて、一度話をしようと、意を決して電話をする。
愛海が出てくれて、ホッとしたのもつかの間早々に別れを告げられた。
俺は、本部へ異動になるときに美紀に連絡して、正式に別れた。美紀も、もう別れを決めていた。俺の家を出たときから、実は決めていたのだろう。美紀と会うとき、かなり緊張したが
元気そうだった。仕事も頑張っている様子だった。表情も、明るかった。さすが、美紀だ・・・。俺が悪いのに、責めなかった美紀。一緒にいた時間は、心地よい時間だった。美紀がこの先幸せに暮らしていけることを心から願った。
だけど、愛海には彼女と正式に別れたあと、お互いの気持ちをきちんと確かめ合う時間を持てぬまま、愛海の心は島田に持っていかれてしまった。
俺が、彼女とのことをきっちりしておけば・・・愛海に気持ちを伝えていれば。・・・愛海をもっと大事にしていれば俺の側にいてくれただろうか。。
自分の不甲斐なさが情けなくて、何から後悔したらいいのかもわからない。愛海に会えなくなる・・ぽっかりと穴があいたような空虚感が襲ってくる。
別れたくない、と縋ってしまった。でも、愛海の気持ちは島田だった。よりによって・・・島田かよ。愛海は、それでも本当に幸せになれるのだろうか。愛海が愛おしくて、心配で、自分が情けなくて・・・しばらく何もする気が起きなかった。