二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
しばらくして、島田さんと奥さんのお父さんが部屋の中に入ってきて島田さんに対して、私と付き合いを認めたが本当なのか?と確認をし、島田さんが認めると奥さんが堪えきれず、泣き出した。
…とてもとても悲しそうな泣き方に、私も胸が潰れそうだ。
でも、その原因を作ったのも、間違えなく、私だ。
知らなかった、で済む話なのだろうか。
でも私は信じてた。信じてしまった。思い返せば、おかしなところはたくさんあった。でも、島田さんを失うのが怖くて、見ないふりをしてしまったのも事実だ。