【完】俺様彼氏は、甘く噛みつく。
その時、トントンと肩を叩かれた。
「今宵ちゃん!男子が呼んでるよ」
後ろの席の女子が指さす教室のドアを見ると、立っていたのは知らない男子生徒。
……駆くんじゃない人……。
って、そうじゃなくて、
あの人が呼んでいるの?
金髪のヤンキーみたいな人が?
「告白っぽいね」
ルイちゃんはさらっといった。
「え……やだ。どうしよう」
「行っておいでよ。えっとこれで10人目っと」
「ルイちゃんも来て……」
「嫌だよ」
「ひどい……」
背中をとんっと押されて、しぶしぶその男子のもとへ歩いて行く。
うう、こっち見てるあの男子の目、怖いよ……。
「今宵ちゃん!男子が呼んでるよ」
後ろの席の女子が指さす教室のドアを見ると、立っていたのは知らない男子生徒。
……駆くんじゃない人……。
って、そうじゃなくて、
あの人が呼んでいるの?
金髪のヤンキーみたいな人が?
「告白っぽいね」
ルイちゃんはさらっといった。
「え……やだ。どうしよう」
「行っておいでよ。えっとこれで10人目っと」
「ルイちゃんも来て……」
「嫌だよ」
「ひどい……」
背中をとんっと押されて、しぶしぶその男子のもとへ歩いて行く。
うう、こっち見てるあの男子の目、怖いよ……。