完璧人間サマは私に夢中。
「ユート先パイ!」
「んぁ?」
体育館シューズに履き替えているユート先パイに近づく。
「あの、昨日言えなかったんですけど、
半年間よろしくお願いします!
私生徒会とかやったことないので
足を引っ張っちゃうと思いますが…。」
きょとんとした顔のユート先パイ。
「ふはっ、あははは!お前おもしれーな!
生徒会ってそんな人間離れしたことやんねーし。
書記なんてレオがやってること記録すればいいだけだから。
そんな気ぃ張るなよ。」
笑顔のまま言うユート先パイ。
この人意外に怖くない…?
第一印象が怖いだったけど、間違いだったのかな。