完璧人間サマは私に夢中。
2日目。
凛ちゃんいわく"林間学校本番"の日。
なんでもクラス混合男女混合のくじによるレクリエーションがものすごく良いイベントらしい。
「今日は山登って下りて
先生達が用意したレクをする…ねぇ。」
カレンちゃんが林間学校のしおりを見ながら冷めた声を出す。
「登って下りるなら
最初から登らなくていいじゃないの。
ねぇ、トワ?」
「それじゃ林間学校にならないんじゃないかな…。
山登りなんて機会、用意されなきゃ
ないだろうし、開き直って楽しもう?」
私が言葉を選びつつ笑みを浮かべながら返事をすると、カレンちゃんは少し驚いたような顔をした。
あれ…?私変なこと言った?
「ふふっ。
そんな返事されたの初めて。
小学生の時も中学生の時も
こんな感じのこと言ったら
『だったら来んな!
お前みたいなやつついてこないほうが良い!』
的なことを言われたのに。」
「まぁ…カレンちゃんが言ってる事、
確実に林間学校の意味を
台無しにする事だしね。」
「でも仕方ないじゃない。
本当のことだもの。嘘は嫌いなの。」
つーん、とそっぽ向いちゃうカレンちゃん。
でも横から見るカレンちゃんの頬は少しピンクに染まっていて。
ツンデレさんなのかな?とちょっとカレンちゃんのことがわかってきた気がした。