いたずらな入江くん
「浅木…………答えて」
目と目があって。
ようやくこれが現実だと知る。
バクバクと…………心臓の音が彼の耳まで届いてしまいそう。
「な、なに言ってるの……。おかしいよ、入江くん。からかわないで………」
これが現実だとしたら、
入江くんがおかしくなってしまった以外考えられない。
「からかってなんかない。大真面目」
顔をさらに近づけてきて、近かった距離がさらに縮まって、ドキドキが渋滞して爆発しそうになった。