私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
エレベーターで5階に上がる。



チン



『内装豪華だねー』



『俺たちの所よりも豪華だ』



『へー』



『5階はたしか、
監督用のミーティング室と露天風呂』



『露天風呂!?』



『じーさんが作らせた。』



『だめな人に権力持たせちゃダメだよ』



『同感だな』



『部屋は確か4部屋しかない』



『へ、てことは、』



自分の部屋を開く。



めちゃくちゃ広い



『俺たちの5階より広いな。』



『だね。』



ダイニングキッチンにテレビのあるリビング、
大きな浴槽付きの広いバスルームに
クイーンサイズのベッドがある寝室。



『衣装室まであるよ。』



『3人で住めるな』



『よゆーだね。』



『1人で大丈夫か?』



『うん、1人は慣れてる。
この豪華な部屋じゃ落ち着かないけど』



『まぁ慣れるだろ』



『そうだね。』



『とりあえず出るか。』



『うん。』



廊下に出る。



『あ、』



『お、』



ばったり。



『帰っておったのかぁぁぁー!!!!
千夏ー!!!!』



監督が突っ込んで来ようとするが
後ろの人に抑えられてる。



グッジョブルート。



目線だけで共鳴する。
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