【放浪恋愛】まりなの日記

【愛があれば、反対なんかこわくないわ!!】

10月19日・晴れ

アタシは、何がなんでもカレの実家の家族たちにカレとの結婚を認めてほしい気持ちを保ってはいたものの、心の中では激しい不安にかられていました。

アタシはこの時、由宇(山口県岩国市)にある3へん目のダンナの実家の家族たち(あいつら)とそれきりになってしまったことを思い出していた…

アタシはあの時、あいつらにエンゲージリングのイミテーションを見せながら『好きなカレができた、今度は男とトラブってしまうことはないから…』と強く言うた…

せやけど、あいつらは、納得が行かないと言うていやそうな顔をしてはった…

それでもアタシは、やさぐれ女として生きて行くとタンカを切ってもうた…

ほんで、あいつらの家とはそれきりになってしもたと言うこと…

あいつらは、アタシにこれ以上つらい想いをさせたくないと言う一心で説得していたのだと思うと、あの時どうしてあいつらの家にあななひどいことを言うたのかと…

心の中では分かっていても、アタシはドアホだからコロッと忘れてしまう性格やけん、どうしようもでけん女です。

せやけんアタシは、行く先々で男とトラブってばかりいた…

お客様やホストが暮らしている部屋で夜明けのコーヒーををのむことを繰り返し続けて、男をとっつかえひっつかえばかりいたけん、トラブってしまう…

ほんで、複数の男のグループに連れ去られて、きついはずかしめを受けてしまう…

アタシは、こりたこりたと口では言うてはるけど、また同じあやまちを繰り返すのよ…

愛があれば、反対なんかこわくないわ…

…と言うけん、アタシはアカンのよ…

体だけは40過ぎの女でも、考え方はドアホなアタシ…

分かってはるのに、また男とトラブってしまうことを繰り返している…

アタシはやっぱり…

恋人を作って、結婚をする資格なんてないのかなぁ~
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