クールなオオカミの過剰な溺愛



1年の時から同じクラスなのだが、そんな凛花と仲良くなったきっかけは同じ俳優が好きだったことから始まった。


好みが多い彼女は俳優だけではなくアイドルも大好きなようで。

アイドルの良さはわからないのだが、同じ俳優が好きなため気づけばその人についてお互い語っていた。


『モデルになれたら好きな俳優と会えるかもしれない』

一度夢が広がると思いそう言ったのだけれど、凛花は首を横に振って否定した。


『そんなズル、プライドが許さない。
私は全オタクと同じ目線で拝みたいの』

という彼女の名言は今でも忘れられない。


最初は私とはかけ離れた存在だと思っていたけれど、話せば話すほど親近感が湧き、今ではよく遊びに行くほどの仲良し。

少しずれた考えをしている彼女のことを私は大好きである。

< 30 / 300 >

この作品をシェア

pagetop