大人の女に手を出さないで下さい
囲い込まれたときに逃げずに受け入れてしまった。男性に抱きしめられたのなんて何年振りだろう。抱きしめられながらも梨香子はぐるぐる考えが交差する。
真剣に告白されて嬉しくないわけがない。
蒼士のことは好きかと聞かれるとまだわからないけど、嫌いじゃないし、素敵だとも思う。
きっとせめて自分が蒼士と同じ30代だったら喜んで告白を受けただろう。
けど梨香子の頭にこびりつくように思い浮かばれるのは12歳という年の差と既に45歳という年齢。
若い蒼士の隣にいて自分は耐えられるのか?
正直、蒼士より父親の三雲オーナーの方が恋人になるのならまだ年齢的に釣り合う。それに自分は蒼士よりオーナーの方がときめくのだ。
でも、蒼士の告白を無下にするのは忍びない。
今まで相手にもしてこなかったのだから余計に。
選択を間違えないように!
ツクヨミさんの言葉が思い出されて梨香子は頭痛がした。
選択って今なの?今決めないといけないの?
心の準備が整ってないのに選択なんて出来ない。どうしても逃げる言い訳を考えてしまう。
「…付き合ったとしてもきっとオーナーが許すはずないわ、それに周りが認めてくれないでしょうこんなおばさん相手じゃ」
「梨香子さんはおばさんじゃないって言ってるだろう?親父に反対なんかさせないよ、これは俺の人生なんだから。周りって何?とやかく言うやつなんて関係ない俺は好きな人と一緒に居たいだけだ」
梨香子の何とか諦めさせようとした言葉をこうもきっぱり跳ね除けた蒼士の顔を見上げると強い眼差しが返ってくる。噴水の虹色が瞳に映って綺麗だなと一瞬見惚れた。
真剣に告白されて嬉しくないわけがない。
蒼士のことは好きかと聞かれるとまだわからないけど、嫌いじゃないし、素敵だとも思う。
きっとせめて自分が蒼士と同じ30代だったら喜んで告白を受けただろう。
けど梨香子の頭にこびりつくように思い浮かばれるのは12歳という年の差と既に45歳という年齢。
若い蒼士の隣にいて自分は耐えられるのか?
正直、蒼士より父親の三雲オーナーの方が恋人になるのならまだ年齢的に釣り合う。それに自分は蒼士よりオーナーの方がときめくのだ。
でも、蒼士の告白を無下にするのは忍びない。
今まで相手にもしてこなかったのだから余計に。
選択を間違えないように!
ツクヨミさんの言葉が思い出されて梨香子は頭痛がした。
選択って今なの?今決めないといけないの?
心の準備が整ってないのに選択なんて出来ない。どうしても逃げる言い訳を考えてしまう。
「…付き合ったとしてもきっとオーナーが許すはずないわ、それに周りが認めてくれないでしょうこんなおばさん相手じゃ」
「梨香子さんはおばさんじゃないって言ってるだろう?親父に反対なんかさせないよ、これは俺の人生なんだから。周りって何?とやかく言うやつなんて関係ない俺は好きな人と一緒に居たいだけだ」
梨香子の何とか諦めさせようとした言葉をこうもきっぱり跳ね除けた蒼士の顔を見上げると強い眼差しが返ってくる。噴水の虹色が瞳に映って綺麗だなと一瞬見惚れた。