女40歳、お嫁にもらってもらいます!
「係長は今、それを必要としていませんか?私には偉そうなことは言えませんけど…、お話は聞く事は出来ると思うんです。」

ダメだ…、西田は絶妙に私の心を掴む。

「実はもう、小島くんは準備にかかっているんです。係長が来てくれないと、たくさんのおかずを二人で食べなくてはいけなくなってしまうんです。」

するとスマホの後ろで小島くんの声がした。

「そうですよ~!俺もまた係長に食べてもらいたいと思って、張り切っちゃったんですから。」

小島くんの無邪気な笑顔が見え隠れする。

きっかり1時間後に西田の家に着くように、約束をさせられてしまった。

スマホを切った私は、念のため西田のラインを確認する。

“主任から連絡が来ました。係長の本当の気持ちを聞かせてもらえませんか?”

西田は凄い。

きっと初めは夕飯にまで誘うつもりではなかったんだろう。

私の様子を伺って、出た言葉だったのではないだろうか。

それに比べて、私なんて自分の気持ちすらつかめていない。

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